お客様と銀行とのお金の貸し借りの契約、金銭消費貸借契約

無事、住宅ローンの本申込をして、本承認がおりて来ましたら、いよいよ、最終取引に向けての準備をして行く事になります。

資金繰りに関しましては、いくらの金額を、いつ、どの様な条件で銀行から融資を受けるのか、お客様と銀行との間で具体的に決めてお金を借りる契約をする、金銭消費貸借契約の運びとなります。

金銭消費貸借契約は、融資を受ける銀行の支店でするのですが、お勤めの方は、平日はなかなかお休みが取れない事もありますので、銀行によりましては、住宅ローンセンターで(土)(日)にする事が出来ます。

金銭消費貸借契約は、大体、1時間もあれば終わりますが、予め、融資条件が契約書に打ち込まれておりますので、基本的には署名と押印をするだけの作業になります。

この金銭消費貸借契約書にも印紙を貼りますので、法律的にも有効な契約書になりますので、金銭消費貸借契約の前には、色々な事を銀行と相談し、決めておく必要があります。

借入金額を決める

まずは、いくらの融資を受けるのかを決めなければいけません。

良いマンションが見つかって買おうと決めた時に、普通は不動産業者から諸費用の明細を頂くと思います。

不動産を買うには、仲介手数料や登記費用、銀行の保証料など、色々な費用が掛かって来ますので、その諸費用も含めて資金繰りをしておかないと、後々、大変な事になります。

購入するマンションの価格と諸費用の総額から、自己資金を引いた金額が希望の借入金額になりますので、きっちりとした諸費用の明細を不動産業者からもらう必要があります。

金利を決める

金利を選ぶ事もとっても大事な事です。

住宅ローンの事前審査や本審査の段階では、借り入れをする事が出来るのか、また、借入金額の枠を取る意味合いが強く、詳細な金利に関しては、金銭消費貸借契約の時に決定する事になります。金利には、変動金利や固定金利があり、固定金利には、2年の短期のものから35年の超長期のものまで、様々な金利のタイプがあります。現在は、変動金利が最も低い金利ですので、変動金利で借りる方が多い様ですが、住宅ローンは35年の長期に渡って組む方が多いので、将来の日本に不安を感じ、金利が上がる事を危惧する方は、長期の固定金利でお金を借りた方が良いでしょう。

また、借入金額の半分を変動金利に、半分を固定金利に、という形で、リスクを分散する借入の方法もありますので、よくよく、銀行の方と相談をして頂ければと思います。

金利の優遇幅を決める

今の時代は、銀行間の競争も激しく、お金を借りる人からしますと、とっても良い時代です。

金利の優遇に関しても、銀行間でしのぎを削っている状況です。金利の優遇幅に関しては、お勤め先や自己資金の多寡で変わって来ますが、住宅ローンの事前審査の段階で、あらかた、金利の優遇幅が決定する事が多いですし、出来るだけ優遇してくれる銀行を選ぶ事も大事です。

借入期間を決める

住宅ローンの借入期間については、多くの方が35年返済でなさると思います。

35歳の時に35年の住宅ローンを組みますと、完済するのが70歳になりますので、不安に思われる方も多い様ですが、退職金が入った段階で一括返済する方もいるでしょうし、常に繰り上げ返済をして行くお考えの方もいるでしょう。

中には、退職の時期に合わせて、借入期間を短く設定なさる方もいらっしゃいます。

決済日を決める

銀行とお客様との間の金銭消費貸借契約書には、融資の実行日の記載もありますので、必然的に、金銭消費貸借契約の時までには、売主さんと最終取引の日を決めておかなければいけません。

不動産屋を通じて、売主さんと決済日の調整をする事になります。

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